こんにちは!きりんです🦒
映画鬼滅の刃『無限城編第一章猗窩座再来』を子供と観に行ってきました。
まず、感想を一言で表しますと
人って優しくあらなきゃいけないなぁって思いました。
今回は鬼滅の刃を子供と観に行った感想と感じたことを書きましたのでよかったら読んでいってください。
映画の内容に関して子供は理解し何を感じたのか?について
今回の映画も完成度が高くて、実際のストーリーに沿った内容でした。
子供は漫画で鬼滅の刃を読んでいるので内容自体は入ってきたように感じます。
しかし、何より映像と音楽が最高!
鬼滅の刃がこれだけ時間を取って作られている理由は作品を見ればわかります。
3時間ぐらいある作品でしたが子供もほとんど集中して鑑賞していました。
今回の作品のメインは題名にもあるように
猗窩座についてが大きかったです。
猗窩座は敵でありながらも、堂々とした振る舞いで人気もある敵キャラですが
過去に味わった苦しみを知ると嫌いになんてなれません。
子供も猗窩座ってかわいそうだなって言っていました。
私は猗窩座の過去から人間は孤独になればどん底に落ちていってしまう可能性がすごく高くなるなって心底思いました。
この後はネタバレを含みますが、
猗窩座自身も師範や婚約者の小雪に出会わなければとんでもない悪人になってしまっていたでしょうし、
それを止めてくれた師範や小雪のような存在から、家族や仲間など大切な人とのつながりってめちゃくちゃ大事だと感じました。
子供に映画の感想を聞いてみたら、
「面白かった」「すごかった」
などの感想を述べるだけ(笑)
心に残ったシーンとかないんかい!
と思いましたが、私も子どもの頃はそうだったのかなと思います。
映画を観た内容が少しでも心のどこかに残っていれば、大人になった時に人への思いやりや孤独の苦しさなどを想像してくれるのでしょうか?
とにかく、映画の感想を無理やり言わせるのとかはやめた方が良ですよね。
鬼滅の刃でも描かれている内容ですが、
人間生きているだけで素晴らしいのです。
子供もただいてくれるだけで幸せを与えてくれる存在なので感謝しなければいけないです。
自分の考えを押し付けたり相手を思い通りにしようとするのは、鬼滅の刃から何も感じ取れていないと思います。
自分の子供や家族に対しても当然同じことが言えるのではないでしょうか。
映画館で起こった一コマ。私たちは鬼滅の刃から何を学んでいるのだろうかと考えました
今回、映画館である一コマが起こりました。
映画が始まって冒頭
「ばちっ」
という音が何度もするのです。
これに対して、何人かの大人が
「うるさいぞ!」
「ええかげんにしろ!」
と大声で叫んでいました。
この人はこの音を誰かがわざと鳴らしていると思っていたのです。
しかし、この音の正体は機材からでる「ノイズ」でした。
確かに、映画を静かに観たい気持ちも分かりますし、何度も音が鳴っているのなら気になるしそれが人為的なものであればやめさせたい気持ちは分かります。
しかし、それを大人が大声で怒鳴るように言うのはどうなんだろうと思いました。
映画館には大人だけでなく多くの子どももいました。
大声で怒鳴る大人に対して子供はどのように感じるのでしょうか。
中には怖がったりする子もいるだろうし、
もしかしたら、この先真似をする子だって出てくるかもしれません。
やはり大人は子供の見本でなくてはならないと思います。
特に思うのは、私たちは鬼滅の刃からなにを学んでいるのだろうと思いました。
鬼滅の刃は優しさや人への思いやりがメインのテーマで、そのことは作中にたくさん散りばめられています。
マンガやアニメの楽しみ方は人それぞれですが、作者が込めたメッセージは読み取らなければもったいないです。
私は映画館で大声で怒鳴った人は鬼滅の刃をどのような気持ちで見てるんだろうと思いました。
今回の事案は非常に学びがあったので、私自身も気を付けなければならないし、今を生きる子供たちにも伝えていかねばならないと感じます。
とにかく!
鬼滅の刃はめちゃくちゃ面白かったので是非とも観に行ってください!