アンパンマンは大人気アニメですが、悪影響を懸念して子どもに見せたくないと思っている親御さんもいます。
こんにちは!きりんです🦒
今回は「アンパンマンが子どもに与える影響」について書かせていただきました。
- アンパンマンは子どもに悪影響がある?
- アンパンマンは親子で見るべき!
- アンパンチは暴力なのか?
- 初期のアンパンマンは怖かった
2025年春の朝ドラ
『あんぱん』
はアンパンマンの作者、やなせたかしさんがモデルのドラマです。
それもあってか改めてアンパンマンについて気になっている親御さんも多いのではないでしょうか?
現代においてアンパンマンは非常に人気のあるキャラクターですが
登場した頃は「怖い、不気味」という意見もあったとのこと。
他にもアンパンチが暴力であるという意見や顔を食べさせることがクレイジーである。
と言った考えから子どもに見せたくない人がいるのも事実です。
このことを踏まえていろいろ調べてみて感じたことは
アンパンマンは親子で見ることが大切である!
という考えに辿りつきました。
このブログではその理由やアンパンマンに対する様々な考えを紹介していきます。
目次から気になるところだけでもいいので読んでみてください(^^)
また、親子関係に関する記事をいくつか聞いていますので気になったら覗いてみてください!




アンパンマンは子どもに悪影響があるって本当?アンパンチは暴力なのか?

アンパンマンが子どもに与える影響については様々な意見があります!
いろいろ言われていますが、一概に悪影響があるとはいえません!
アンパンチなどの暴力的な描写について悪影響があると心配する声が多く聞かれますが、実際はどうなのでしょうか?
- 分かち合いの大切さ
- 正しいことのために行動するということ
- みんなで仲良くすることの大切さ
アンパンマンは小さな子どもに馴染みがあり1歳や2歳でも認識されているキャラクターです。
小さい子はアンパンマンの動きを真似をしたり、アニメの世界観からいろんなことを感じ取り影響を受けるでしょう。
アンパンチなどの暴力的な描写だけでなく困っている人を助けたりなどのシーンも多く描かれる中で大切なことは
親が一緒にアンパンマンを観て良い行動と悪い行動の区別を教えていくことだと思います!
親子で楽しく視聴することで子どもは良い影響を受ける学びの機会になるはずです(^^)
それらを踏まえてアンパンマンが子どもに与える影響について、様々な側面から見ていきましょう!
アンパンマンの子どもへの影響①分かち合いの大切さ
アンパンマンと言えばこの二つですよね。
- アンパンチ
- 自分の顔を食べさせて元気を出させる
アンパンマンは困っている人や悲しんでいる人を見かけると、助けに行き
「僕の顔を食べて元気出して!☺」
とアンパンを食べさせて元気を与えます。
この自分の顔(甘いアンパン)を分け与えて困っている人の空腹をや悲しみを救うというのは「分かち合いの大切さ」を自然に学べる機会になっていると考えられます!
このような行動を真似することは幼児期の大切な学びになりますし、
ここで大事なのが一緒に見ている親がアンパンマンの行動を分かりやすく伝えることが重要になるのです!
私がアンパンマンを子どもと一緒に見ていた時のことを少し紹介します。
私は子どもが3歳の時にアンパンマンが大好きでよく見ていました。
その時にはよく
という言葉をかけるようにしていました。
ある日、息子は公園で遊んでいるときに泣いている子どもによしよしをしたり、
食べているお菓子をあげようとしたりと、まさにアンパンマンのような行動をとっていてアンパンマンって子供に良い影響があるのかもなって思えた瞬間でした。
アンパンマンから何かを感じ取ってほしいと思って見せているつもりではありませんでしたが、
子どもは親が思っている以上に多くのことを感じ取ることができます。
なので、アンパンマンからも良い影響は必ずもらうことができます。
たかがアニメと思わずにできるだけ一緒に視聴して子どもの
「分かち合いの心」
「思いやりの心」
を育んであげましょう!
アンパンマンの子どもへの影響②正しいことのために行動すること
アンパンマンの代名詞であるアンパンチ、あれは紛れもなく暴力です。。。
しかし、あのアンパンチをなぜしているのかということを教えることが親の務めだと考えます!
アンパンマンが悪影響があると言われる最大の理由は、このアンパンチでバイキンマンを蹴散らすという展開ではないでしょうか?
このことは賛否あると思いますが
アンパンマンが戦うのは、いじめや悪事を働くバイキンマンに対してであり、「正義のため」という明確な理由があります。
アンパンマンは友達や困っている人を助けるために自分が傷つきながらも、最終的には「アンパンチ」という行動で助けているのです。
この問題を通して親が子どもに善悪を伝えられることすれば以下のことではないでしょうか?
- バイキンマンは独り占めをしようとしている
- 自分だけが楽しければいい
- ほしいものがあったら他人を傷つけても奪う
- みんなで分け与えるから楽しい
- アンパンマンのように悪いことは悪いとバイキンマンに言えること
- 大切なものを守るために戦えること
アンパンマンは小さい子どもでも分かりやすく
善悪の判断を「アンパンチ」という行動で示しています。
私はアンパンチが暴力か否かについては子どもには伝えていません。
しかし、アンパンマンごっこ遊びを一緒にしていた時は
アンパンチは困っている人を助ける時にだけ使うんだよ
とだけ言うようにしていました。
なにも2、3歳の子どもに口酸っぱく
アンパンチは正義のための暴力なんだよ!
アンパンマンは悪を退治するためにアンパンチをしているから普段から使っていいわけじゃないんだよ!
というようなことは言う必要はないですし、子どもの成長に合わせて伝える言葉を変えていけばいいのではないでしょうか?
どちらにせよ、アンパンマンは善悪を学べますし親も子供にどう伝えればよいかを勉強できるので、一緒に見てアンパンマンから学んでいきましょう(^^)
アンパンマンの子どもへの影響③みんなで仲良くすることの大切さ
アンパンマンは多種多様なキャラクターが出てきており多様性を学ぶことができます!
アンパンマンはなんと2300種類以上のキャラクターが登場します(笑)
パン、人、動物、骨、バイキン、魔物、どんぶり、、、、、
挙げて言ったらキリがないですね。(笑)
こんなにたくさんのキャラクターを考えるなんてやなせたかし先生は本当にすごいです!
このことから学べることは
「人はそれぞれ違って良い!」
ということだと思います。
アンパンマンの世界では、多種多様なキャラクターが助け合って仲良く暮らしています。
バイキンマンも敵対するキャラクターではありますが、要所ではアンパンマンと助け合うというシーンもあり、
どんな相手でも仲良くすることが大切ということを学べるでしょう!
私がアンパンマンを子どもと見ていて一度質問されたことがあります。
その時は一瞬言葉に詰まりましたが、
「アンパンマンの住んでるところは、みんなが優しいからいろんな形の人たちが一緒にいるのかもね!」
と伝えました。
その答えを子どもがどう感じたかは分かりませんが、他者を認め合えることができれば社会はきっとよくなると思います。
アンパンマンは多様性を認める大切さ教えてくれており、親は子どもにそのことを伝えていくことで良い社会を作ることができるのではないでしょうか?
また、それがやなせたかしさんの願いでもあるように感じます(^^)
アンパンマンは悪影響があるから子どもにみせたくないと思っている親もいる?

アンパンマンを子どもに見せることに抵抗を感じる親が実際にいるみたいです。
文化的な価値観の違いも大きな要因となっていると思いますが、特に海外でそのような方がいると聞きます。
顔をちぎって食べさせたり、アンパンチという暴力で解決することは確かにどうなのか?
と思うのも分かりますが、
作者のやなせたかしさんの伝えたいことを知れば人生で大切なことを学べるのは間違いありません。
その理由や実際の影響について詳しく見ていきましょう。
アンパンマンを子どもに見せたくないのはどんな理由?
- アンパンチなどの暴力で解決すること
- 顔をちぎって食べさせるなんてクレイジーで不潔
- 困った時にはヒーローが助けていては子どもの自立心が育たない
このような理由から、アンパンマンのを子どもにみせることを制限したいと考える親が少なからずいます。
アンパンマンを見せるかどうかは、親の価値観や教育方針によって判断すべき問題といえますが、様々な意見を考察していきましょう(^^)
見せたくない理由①アンパンチなどの暴力で解決すること
アンパンチという解決方法が、子どもたちに
「暴力で問題を解決する」
という誤ったメッセージを伝えかねないという指摘があります。
私自身、そこまで感じたことはなかったですが、思い通りに行かない子どもがアンパンチの真似をして気に食わない友達に暴力をふるってしまう。
という可能性があることを心配していると思います。
子どもが友達と遊ぶ
↓
気に食わない、物の取り合いをするなど
↓
アンパンマンのように問題解決をアンパンチの真似事をする
このような流れは確かに良くないですね。。。
やはり、そのためにも親ができることは
アンパンチは正義のためにやっており友達を傷つけるためにやるものではない
ということをを教えなければいけませんね。
見せたくない理由②顔をちぎって食べさせるなんてクレイジー
これは海外の方に多い意見みたいです!
確かに言われてみたらそうですが、これは真似したくとも真似できませんし
この理由は「大人の意見」という側面が大きいような気がします。
この点で親として気を付けなければいけないことは
地面に落としてしまったり、自分が食べてぐちゃぐちゃになっているものを他の友達にあげたりしないことではないでしょうか?
アンパンマンの顔を食べさせる
↓
自分もアンパンマンのように困っている人に自分のものを分け与えたい
という感情は「分かち合いの心」として大切です。
しかし、衛生面で気を付けなければならないことがあるのは間違いないので、子どもが自分のものを他人にあげようとしていたら
その気持ちを褒めつつも、適切なタイミングなのかを判断して教えてあげましょう(^^)
見せたくない理由③困った時にはヒーローが助けていては子どもの自立心が育たない
どんな時にもヒーローが助けてくれるという思い込みは確かに良くないですね。。。
子どもの勝負に口を挟むな!
子どもの可能性に最も期待をかけながら、一方で最も縛りをかけているのは親ではないか? 「子どものことを思って」という言葉は親の錦の御旗。しかし知らず知らずに、子どもを縛る理由にしていないだろうか?
子どもにとって、大学受験は人生のなかでも数少ない一大勝負のとき。そこに口を挟みたくなる気持ちもわかるが、経済的な理由でもない限り、子どもが失敗する可能性を考えて、安全な道を行かせるのは縛っているのと同じだ。
引用:現代ビジネス
これは漫画『ドラゴン桜2』の内容ですが、子どもの手助けし続けるのは子どもを縛っているのと同じです。
アンパンマンを見せたくないと思っている人はこのようなことを考えているのかもしれせんね。
アンパンマンの展開として定番なのは以下の流れです。
バイキンマンに襲われる
↓
アンパンマンが助けてくれる
これはアニメの中でよくある展開ですが、よく思い出してみてください。
困っている人はすぐにアンパンマンに助けを求めるというよりも、初めは自分でバイキンマンに立ち向かうことが多いです!
その後、アンパンマンが駆けつけて助けてくれるという展開が多いように感じます。
再三、書いていますが大事なのは
親が一緒に見て子どもにアンパンマン以外にも困難に立ち向かっているキャラクターの存在を教えることです!
親はそのようなヒントを子どもに与えることも重要な役割だと思うので、根気強く子どもに伝えて子どもの自立心を育てていきましょう(^^)
初期のアンパンマンの設定は怖い?子どもには悪影響がある?

初期のアンパンマンには、現代とは大きく異なり「怖い」と思われる要素が多く含まれていました。
- アンパンマンは8等身
- 顔が無くなっても飛んでいる
- 顔を直接かじらせる
作者のやなせたかしさんはアンパンマンを作った理由や時代背景が「怖い」と思われる理由です。
しかし、結果的にアンパンマンは子どもに受け入れられて現在でも多くの人に愛せれています。
そのことを、アンパンマンの歴史を踏まえて見ていきましょう!
初期のアンパンマンは怖かった?
初期のアンパンマンはこんな姿だったんですね。。。
茶色の服とマントを着た姿で描かれ、8頭身のスラリとした体型で、リアルな手足を持つ姿で登場していました。
面影はあるけど今のような可愛らしいフォルムとは程遠いですね!
この絵は衝撃的です。笑
初期のアンパンマンは、顔を丸ごと直接かじらせる形でした。
しかも、顔がなくなった状態でも飛んだり話したりするシーンは、確かに恐怖を感じさせる要素があったと言えます。
私の弟はこのアンパンマンの姿や頭をかじらせて頭が無くなっても話している様子をかなり怖がっていました!笑
このような設定には、作者のやなせたかしさんの戦争体験が影響していたのです。
このアンパンマンの姿を通じて、戦後の苦しさや貧困の現実を表現しようとしていた意図があったみたいです。
初期のアンパンマンの設定は子ども向けではなかった?
このようなことからアンパンマンは子ども向けではなかった?
と思われますが、
やなせたかしさんはこのアンパンマンを通して、子どもや大人全ての人に平和を伝えたかったように感じます。
実際には初期のアンパンマンは、意味の重さが分かる大人には
「怖い」「残酷」
と批判される一方、
幼稚園では絵本は大人気、図書館でも常に貸出中のですごく人気だったみたいです。
これは、アンパンマンの絵が少しずつ可愛らしくなっていたこともあるかもしれませんが
困っている人を助けるのはかっこいい!
という普遍的なテーマが、子たちの純粋な心に響いたためだと考えられます。
子供たちは、アンパンマンの持つ優しさや勇気に魅力を感じて憧れを抱くようになったのです。
アンパンマンいついてよくある質問・検索
アンパンマンで1番強いのは誰ですか?
アンパンマンの中で1番強いと言われているのはアンパンマンです。
作中には巨人なども出てきますが、アンパンマンは鋼を砕くなどそのパワーは計り知れません。
アンパンマンを見ないで育った人はどうなる?
アンパンマンを見ないからと言って特別なことはありません。
アンパンマンを見ていなくても、親との関わり方で子どもは楽しく過ごせるはずです。
アンパンマンがわかる年齢は?
アンパンマンがわかるのは大体1歳ぐらいからと言われています。
乳幼児は視力がはっきりしていません。
しかし、アンパンマンのように丸で構成されているデザインは認識しやすいためと言われています。
まとめ
今回はアンパンマンについて書かせていただきました。
アンパンマンは子どもに悪影響があるという懸念から見せたくないと考える親もいます。
しかし、親子で一緒に見て大切なことを伝えることができればむしろ良い効果が期待できるのではないでしょうか?
アンパンチによる暴力的な解決方法や、顔を食べさせる不気味さはありますが
親が一緒に視聴して正しい解説をすることで、
「分かち合いの大切さ」
「正義のために行動する勇気」
「多様性の尊重」
といった大切な価値観を学ぶ機会となるでしょう!
これからの時代を生きる子たちを正しい方向に導くためにも
親子で一緒にアンパンマンを楽しむのもいいのではないでしょうか(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました!
親子に関する他の記事も書いていますのでよかったら読んでみてください。



