『クレヨンしんちゃん超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は自分らしく生きること、他人のことをありのままに受け入れることの大切さに気付かせてくれるいい作品でした。
こんちは!きりんです🦒
息子と一緒にクレヨンしんちゃんの映画観に行ってきました。
毎回ですが、子供と一緒に行く映画って毎回泣いちゃいます!
クレヨンしんちゃんとかドラえもんって親になると感動アニメなんだなって思います笑
今回のクレヨンしんちゃんもそんな感じの映画だったので観た感想を書かせていただきます😊
クレヨンしんちゃん作品は安定のおもしろさ!親子で声出して笑いましたしインドにも行きたくなりました。
笑って泣けた!インド映画のエッセンスも入れて今までにないクレヨンしんちゃんでした!
今回の映画はインド映画のエッセンスが盛り込まれていました。
インド映画と言えば歌って踊るミュージカルのような映画ですが、今回の映画の中でも歌や踊りの要素はめっちゃありました!
出てくるインド人キャラも軽快なテンポで歌って踊って面白いこと言うので普通に笑えました。笑
あと、何よりすごいなぁと思ったのはクレヨンしんちゃんのテーマソングである
『オラはにんきもの』
を歌って踊るシーンではめっちゃくちゃ感動しました。
この曲は30年以上前の曲ですが、聞いた瞬間クレヨンしんちゃんが頭に浮かびますし、楽しい気持ちになります。
歴史がありみんなに慕われてるアニメだとあらためて実感しましたし、
大人になっても楽しませてくれる歌って本当にすごい!
臼井さんってほんとに偉大だ!
って思いましたし、子供のころから好きだったクレヨンしんちゃんを愛する息子と一緒に見ていることだけでなんだか泣けてきました(笑)
友達のありのままを受け入れる優しさ。人間は完璧である必要はないし、他人の思うようないい子を演じる必要はないと再確認させてくれる内容でした。
ありのままを受け入れるのって簡単じゃない。だけど難しくもない。ただ、一緒にいると当たり前になりすぎて、おもいやりを忘れたりその人のことを完全に分かった気になってしまう。
クレヨンしんちゃんの映画って、人間が本来持っているけど忘れているものをしんちゃんという5歳児を通して教えてくれるというか、再確認させてくれるいい作品だなって思いました。
人間って無意識のうちに相手の思うような人間になろうとしていて、それが自分を押し殺していることにも気づかずに毎日を過ごしている。
そんなのってありふれていると思います。
今回の映画でも、しんちゃんの友達である「ボーちゃん」を軸にそのことが展開されるのですが、
ボーちゃんの暴走を止めようとしんちゃん達が奮闘します。
ここからはネタバレ含みますが、
ありのままのボーちゃんはボーちゃんが普段抑え込んでいる姿なのか?
それとも、操られていて悪い部分が出てきてしまっているボーちゃんなのか?
それについて、答えは出ませんでしたが、その答えが出ないことこそが答えなのかなって思いました。
今回の映画で作者が伝えたかったことは
人間は不完全であること
その不完全さを受け入れてくれる仲間は少なくても必ずいるということ
このふたつに尽きるのではないかと思います。
まず、人間は不完全であることについてですが、作中に世界の有名アイドルのアリアーナという女の子が出てきますが、その子はファンのために完璧な自分を演じなければならないと自分を追い込んでいます。
しかし、ボーちゃんを必死に止めようとするしんちゃん達をみてボーちゃんに嫉妬してしまい
そんな風に思う自分を嫌な奴と自己嫌悪医陥ります。
しかし、そんな時にひろしとみさえが「完璧な人間とずっといると疲れちゃう」と励まします。
この言葉は真理だと思います。
もちろん、何事においてもミスなく完璧であることは素晴らしいです。
ですが、どこか息苦しくなるかもしれません。
一方、どこか抜けていてミスもするだけど人間味が溢れているそんな人は一緒にいてだこかリラックスできる。そんな経験ってありませんか?
そんなことをさらっと教えてくれる野原家はすごいと思いました。
そして、不完全さを受け入れてくれる仲間は少なくても必ずいるということ。
最近のSNS時代では、より多くの「いいね」がもらうことこそが生きる目的になっているかもしれません。もちろん人それぞれですが、、、(笑)
しかし、そんなことはあまり意味はなくそれよりも信頼し合える仲間や家族が少しいればそれだけで人生は超ハッピーなのです。
もっと言えば、それ以上何もいらないのです。
しんちゃんも夢がかなえられるとしたら何がしたい?という問いに対し
「ごろごろする~」
と答えていましたが、これは自分の大切なものは自分がよければオッケーである。
ということを表しているようにかんじました。
また、仲間たちもそんなしんちゃんを受け入れています。
そんなふうに、人生で大切なことは誰かに認められることでなく、自分で自分を認めていたらオッケーである!
そんなことを教えてくれる映画でした。
おすすめの映画なので気になっている方は是非観に行ってくださいね(^^♪