子どもの教育に関して、最近よく耳にする言葉に
「認知能力」 「非認知能力」
というものがあります。
この2つの能力は生活していく中で身につけていくものですが、この能力について理解し伸ばす努力をすることで子どもの可能性を飛躍的に伸ばすことができるでしょう。
この2つの能力について考えていきたいと思います。
認知能力と非認知能力とは?
この2つの能力は人間が生きていく中で身につけていくものであり、必要なものでもあります。
最近では、非認知能力を伸ばす教育方針を掲げている幼稚園や保育園も多くありその注目度は増しています。
認知能力
認知能力はテストなどの知能検査で数値化できる能力のことです。
例えばIQ(知能指数)などは点数化できるものであり、その他にも記憶力、計算力、思考力なども認知能力にあたります。
非認知能力
非認知能力とは、「非」という言葉がついていることから分かるように、検査などでは数値化できない能力のことです。
例えば、意欲、自己認識力(自己肯定感など)、コミュニケーション能力、目標設定、創造力、自己コントロールなどなど、、、
テストなどでは測ることができないですが、生きていくためには誰もがその必要性を感じる能力とも言えるのではないでしょうか?
どちらが大事なのか?
子どもが伸ばすなら、この2つの能力はどちらが大事なのでしょうか?
ITが進化し続けて、生活は便利になり私達の生活は考えることが少なくなったと言われますがそのような時代だからこそ、自分から考えて主体的に行動する必要があり、この2つの能力についてしっかり理解する必要があるでしょう。
生きていくために必要なのは?
この2つの能力はどちらも必要不可欠といえます。
しかし、その人が自分の人生をより主体的に生きていくためには「非認知能力」の向上は必要不可欠でしょう。
なぜなら、社会で生きていくということは常に変化とストレスにさらされ他人と関わって生きていかねばなりません。
他人の言いなりになれば考えなくて済むかもしれませんが、大きなストレスがかかります。
仕事や部活など、何かに取り組んでいれば必ず壁にぶち当たりますが、その問題に対して諦めずに思考を巡らせて取り組めるかは非常に重要です。
要するに自分をしっかり持って強く生きていくために必要な能力が非認知能力と言えるわけです。
伸ばし方は?
ではどうふれば非認知能力を伸ばすことができるのでしょうか?
やり方はその個人で合ってるものがあると思いますが、子どもが自ら考えて行動できる環境を与えてあげることでしょう。
親の価値観だけで、子どもにいいと思ったことをやらせていては子どもはストレスを感じてしまうことがあるでしょう。
子どもは思考の天才です。
環境があれば自ら考えて遊び方を思いつき、積極的にチャレンジをします。
またそういった時はものすごく集中しており、主体性を持ってガンガンに頭を働かせているのです。
そういった時間をたくさん与えてあげることで子どもの非認知能力は伸ばしていくことができるでしょう。
まとめ
認知と非認知能力、どちらも必要不可欠な能力ですが変化の大きな社会では非認知能力の重要性が大きいのではないでしょうか?
子どもの非認知能力を高めるには親のアプローチら大事です。
しかし、この時は環境を提供し見守ることに徹底しましょう。
これは非常に難しいことですが、この時間も親の成長に繫がるはずです。