先日、野球の世界大会であるWBCが行われて、日本が14年ぶりに世界一に輝きました。世界一を目指して必死に戦う姿は野球ファン以外の人たちにも大きな感動を与えてくれたことでしょう。
今大会でMVPに輝いた大谷翔平は間違いなく今大会の主役でした。
今や世界で一番人気あると言っていいほどの大谷翔平。
なぜあんなにも輝いているのか。
なぜあんなにも人を惹きつけるのか。
子を持つ親はどうすればあのような人間に育てられるのか気なるところでしょう。
僕も大谷翔平が子ども時代にどのような生活を送り、どのような言葉を掛けられたのかとても気になります。
今回はそのことについて調べたものを基に、大谷翔平のような輝いた人間になるには、親はどのようにすればよいのか考えていきたいと思います。
大谷翔平はなぜあんなにも魅力があるのか
大谷翔平はなぜあんなにも輝いており魅力があるのでしょうか。
私の周りに大谷翔平のことを悪く言う人は聞いたことはありませんし、野球が好きじゃない人でも大谷翔平のことはみんな知っているし、カッコいいと言います。
純粋に夢を追い続けている姿
大谷翔平は野球が上手くなりたいと思い続けています。
これはメディアでもたびたび述べており、それは常にぶれていません。
二刀流に挑戦する際には、周囲の人からの批判はすごかったことでしょう。
「できるはずもない」
「そもそも野球を舐めているんじゃないか」
メジャーに行ってケガに苦しんでる時も
「やっぱり日本人はアメリカでは成功できない」
等と言われたことは何度もあるように思います。
しかし、どんな逆境に対しても夢をあきらめずに追い続け、今や数々の記録を打つ続けており私たちに感動を与えています。
人間は成長するたびに何かをあきらめてしまいますが、大谷翔平のように無理と言われたことに対して挑戦し続けて、勝つ姿をみると感動するし勇気がもらえるのです。
目標が細かく定められている
マンダラチャートというものをご存じでしょうか。
マンダラチャートとは中心に叶えたい目標・夢を置き、その周囲の8マスにそのために必要なことを書き込みます。
そして、その8項目をそれぞれ達成するためにも何をするべきか、8項目挙げていくのです。
こうして、中心にある夢を叶えるために何が必要なのかがより細かく見えてきます。
上の図は大谷翔平が高校生の時に書いたマンダラチャートです。
これを見ても分かるように、目標達成のためにとても細かく課題が設定されています
らだ漠然と夢を掲げるのではなく、このように具体的に考えることで夢や目標に対してより真剣になれるはずです。
しかし、ここで大切なことはこれを完成させるのは非常に難しいということです。
これは書いてみれば分かりますが、なかなか完成できません。
なので、子どもに教える時にはいきなり書いてみよう。と提案するのではなく、自分も書いたものを見せてみたり、何度も加筆修正を加えていくことが大切だと思います。
親は大谷翔平から何を学ぶべきか
最近みた親が目標にしてほしい有名人。という記事で1位は芦田愛菜さん、2位は大谷翔平、3位はイチロー。というのを見ました。
この3人が共通していることは、好きなものに一生懸命だったということだと思います。
芦田愛菜さんは、とても本が好きで暇さえあれば歯磨き中であったり、どんな時でも本を読もうとしていたみたいです。
大谷翔平やイチローも大好きな野球が上手くなるにはどうしたらいいんだろうと、一生懸命に考えて努力していたことでしょう。
大谷翔平と父親は少年野球では指導者と選手という関係だったそうですが、野球のノートを交換し、プレーを反省していたみたいです。
そこで特に指摘されるのは、少しでも手を抜いてはいけないということ。
一生懸命にやることが何よりも大切なんだ。ということを、練習や親子の会話、選手と指導者としてのノート交換から学んだことでしょう。
そして、上の書いたマンダラチャートからも分かるように、人間力も伸ばすことの大切さを大谷翔平は理解しているように思えます。
それらを踏まえて親が子どもに伝えられることは、
「親自身が子どもになってほしい姿を見せる」
ということがまず何よりも大切なことだと思います。
大谷翔平のように夢に向かって一生懸命に行動する姿はとてもカッコいいです。
大人だから親だからということで自分に蓋をせずに、自分の夢や目標を定めて全力で行動する姿を子どもにも見せてあげましょう。
まとめ
大谷翔平はマンガに出てきそうなキャラクターです。
野球漫画と言えば『メジャー』。
主人公である吾郎が野球を上手くなりたいという一心で困難に立ち向かい成長していく物語です。
メジャーに出てくる吾郎と大谷翔平は非常に似ていると思います。
それは二人とも掲げた目標に対してそれを叶えるために周囲の雑音、逆境にも負けずに自分を信じて夢を信じ続けていることです。
大谷翔平も二刀流を行う際に周囲からとてつもない反対や否定的な意見があったし、メジャーに行ってからも肘の手術で長期離脱しました。
吾郎もケガでボールを投げれなくなっても左投に転向、ずっと野球弱小チームに属しても強くなること勝つことだけを信じて努力し続ける。
2人は目標に対して真摯すぎており一生懸命、だからこそあんなにも眩しいんだと思います。
これからも大谷翔平を応援するとともに、親自身も一生懸命に生きる姿を子どもに見せていかなければならないです。