自分には目標があります。
それは、「子どもの支援」を何らかの形で活動として行っていくことです。
なぜそのような目標を立てるに至ったのかというと環境の違いによりチャンスに巡り合えなかったり、不遇な立場を強いられたり、親と一緒に過ごす時間が少なかったり、挙げればきりがありませんが、自分自身が大人になりそのような子どもが多いんではないか?
また、今まで恵まれてきた自分にも社会のため子どものために何かを還元したい。
と思うからです。
そこで、いろいろとそのような活動をしている人達を調べたり勉強させてもらったりするのですが、この人はほんとうにすごいなぁと思う方がいます。
それは「ジャパンハート」という特定非営利活動法人を率いている医師の「吉岡秀人先生」です。
ジャパンハートとは主に発展途上国を中心に活動する医療ボランティア団体で、医療が届きにくい地域はもちろんのこと、国内の過疎地域などの医療問題にも精力的に支援をしています。
吉岡秀人先生は小児科医でもありこのジャパンハートの創設者でもあるのですが、医師を志した時から恵まれない人たちのために自分には何ができるか?
ということを考えて、勉学に励み医療の腕を磨いていたみたいです。
主に医療が届かない発展途上国で活動をスタートさせ、今まで難病の子供たちを救ってきました。
吉岡先生は誰しもが「産まれてきてよかった」と思えるような人生を歩んでほしいという信念があるみたいです。
そのために、自分の私財を投じて団体を設立して今でも活動するその姿は本当にカッコいいです。
しかし、そんな吉岡先生にも信念が試される場面があったと言います。
かつてミャンマーで重症の腫瘍を患った子どもがおり、その子はミャンマーの設備では治療ができない、治療するのであれば日本に連れて帰らなければならないがそのためには、今あるお金のほぼすべてを使ってしまうという状況だったみたいです。
しかし、吉岡先生は、ここで自分の信念を曲げて目の前の子どもを見捨ててしまえばこの先医者を続けていく自信がなくなるんじゃないか?
という思いに駆られ、その子を日本に連れていくことを決断します。
日本で手術した際に吉岡先生の師匠である青山先生という医師にお願いしたのですが、手術費用をものすごくまけてくれたと言います。
この話を聞いた時に思ったのは、信念を貫くことの難しさと、貫いたことでえられるものは本当に大きいと思いました。
反対の意味ですが、どんなにすごい活動ををしている人でも、悩んで悩んで自分と戦っており、毎回その自分に打ち勝って今がある。
と思いとても感動しました。
また、素晴らしい恩師にも助けられたことは吉岡先生の活動を神様が手助けしてくれたんだと思います。
この姿をから、自分にも何かできることはないかと思い、いつかは自分でも子どものために何らかの支援をしたい、という強い想いが芽生えました。
そのためにも自分自身の生活や行動を見つめなおし、自分の確固たる信念を持って毎日を生きていきたいと思います。