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現代を生きる子どもと子育て世代の悩みとは?親はどのように子どもと向き合うべきなのか

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昭和、平成初期から現代の家族形態はずいぶんと変化してきました。

核家族化が進み、日本は少子化まっしぐらで子ども減って、家族内でのきょうだい数も2、3人という家庭がほとんどです。

一人っ子はは珍しくなく、4人以上きょうだいがいる家庭は今や珍しがられるかもしれません。

このような時代の流れで、社会が大きく変わった現代を生きる子どもやその親も多くの悩みを抱えています。

今回は、現代を生きる子どもや子育て世代の悩み、そこから生じる親子間の問題やその向き合い方について考えていきます。

この記事の内容

・子育て世代は忙しく、子どもと十分に接する時間が無い

・現代は子どもが甘やかされやすいのか?

・親は自分の状態を把握することで子どもとの接し方もかわる

現代の子育て世代が生きる環境

子育て世代は忙しいです。

しかも、今は物価高や増税、感染症など、考えることや気を付けなければならない事が多すぎて家族が生きていくには本当に大変な世の中です。

また、両親共働きにいう家庭環境によって子どもと接する時間が短くなっています。

これらのことは親子間にどのような影響を与えているのでしょうか。

子どもが生きる環境

現代の子ども達は他者関係の中で生き抜く力を学ぶ機会が少なくなってきていると言います。

きょうだい数の減少

最近は、一人っ子は珍しくなく2人ほどのきょうだい数の家庭は多いです。

このことから、きょうだい間でコミュニケーションを取る機会が少なく、ぶつかり合いながらも他者と関わっていくという力が育ちにくい環境にあるのかもしれません。

遊び場の減少

思いっきり遊べる公園や空き地が少なくなっていることに加え、子どもの安全面を考慮して子どもだけで遊ばせることを避ける流れがあります。

また、騒音がうるさいなどのクレームをする大人もいて、子どもが思いっきり外で遊ぶ環境が奪われつつあります。

ゲームの普及

ゲームが以前よりも普及したことにより、家の中で遊ぶことが多くなりました。

また、ゲームで一人で遊ぶことにより友達と一緒に遊ぶことが少なくなり、そのことでコミュニケーション能力を育む機会が少なくなったかもしれません。

子育て世代が生きる環境

現代の日本は、共働きしなければ子育てしながら十分な生活ができない世帯が多いです。

日本は低賃金で給料が高いとは言えません。そんな中で、両親は忙しく働くことにより子どもとコミュニケーションを取る時間が少なくなってきています。

また、仕事が終わっても家事に追われその中で子どもの相手もしなければならない、、、

そのような現状ではメンタルも追い込まれて子どもにもきつく当たってしまうという家庭もあるでしょう。

また、自分が子どもについてあげれないことから家でゲームや動画を見て過ごさせたり、おなど外で遊ぶことを制限するということもあると聞きます。

親子間で必要なコミュニケーション

親は子どもにどうにかして愛情を伝えなければと思い、時には何かを与え続け、時にはやりたいことをやらせ続けたりするでしょう。

はたまた、あまり一緒に過ごせないからこそ、少ない時間でしっかりと厳しく教育しなければと思い、きつく当たってしまう家庭もあると思います。

しかし、そのような行動に子どもは必ずしも親の気持ちを汲み取ってはいませんし、不信感や不満を抱いているかもしれません。

親が抱いてしまう間違い

忙しさゆえに話を聞けない

親は子どものためを思って日々働いているでしょう。

しかし、そのような生活の中で疲労は溜まるし、子どもは親の思いを分からずに好き勝手行動します。

その中で、家事もしなければならないなどでイライラが溜まり子どもの話を全く聞かずに、瞬間的に子どもにきつく当たってしまうということもあります。

目についた問題行動に対して、感情的に注意したり説教したりすれば、子どもの心は置き去りになってしまいます。

では、どうすればよいのか。

まずは、自分の現状をしっかりと自覚しましょう。

何をしなければならず、自分は何に追われているのか。また、夫婦間で話し合い、役割を分担し合うことも大切です。

子どもの話をしっかりと聞く時間を設けて、それを夫婦間で共有することが大切です。

家事も削れたり手を抜けるのであれば、積極的に手を抜いてもいいと思います。

子育てで大切なのは、子どもの話にしっかりと耳を傾けてコミュニケーションを取り、子どもを信じてあげることです。

そのためにも、自分を追い込みすぎず周囲の人間に頼ることも検討しましょう。

頑張り過ぎはよくありません。

甘やかし

子どもを甘やかすことで親は自己満足を得ますが、子どもにとっては成長を妨げる障害となる可能性があります。

子どもは失敗しないようにサポートされることが日常化したり、苦しいことは全て親がやってくれるということが習慣化すると、大人になってから危機管理能力の欠如や決断力が育ちません。

甘やかす親の深層心理は「守りたい」「良い親でありたい」という気持ち以上に、自分の欲求を満たそうとしています。

しかも、そのことは自覚がありません。

子どもは失敗から様々なことを学びます。親もそのことをしっかりと理解し、子育てに取り組む必要があります。

親が取るべき態度

現代社会は子育て世代には生きにくい世の中かもしれません。

しかし、親は子どもが現代社会に適応して生活でき、自分で幸せになれるための力を、子ども自身が身に着けられるように子育てする必要があります。

短期的ではなく、長期的な視野で子どもと向き合い、幸せを願う姿勢を保ちましょう。

親も子育てを通して自分を成長させていきます。そのことを忘れずに、自分自身もいろいろ学んでいるという気持ちで子育てに取り組んでいきましょう。

失敗するのは当たり前ですし、そのたびに改善していけばよいのです。

まとめ

現代社会は子どもだけでなく、親自身も悩むことが多いでしょう。

しかし、悩んだっていいし失敗しても構いません。大切なことは自分の子育てをしっかりと見直して改善していくことです。

子どものことを大切に思う親なら必ず良い方に向かって行けると思います。

ともに頑張っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。