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インサイド・ヘッド2を子供と鑑賞。変えられるのは自分だけと気づかせてくれました。

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こんにちは、チャイルドカウンセラーのきりんです。

先日、8歳の子供と一緒にディズニーピクサーの映画最新作『インサイド・ヘッド2』を観てきました。

感想を一言で言うと

泣けました。。。

ありきたりな感想すみません(笑)

この映画は子供と大人で感じ方が違うと思うので、そういったことも踏まえ私の主観ゴリゴリの感想を書いていきます。

 

インサイド・ヘッド2を観ての感想。子供の成長を感じれて涙。

インサイド・ヘッドは主人公のライリーと頭の中にいる感情達がおりなす物語です。

テーマは人間の成長だと思います。

前作の『インサイド・ヘッド』の時もそうでしたが、子を持つ親として子供の成長が描かれているのは涙腺を刺激してきます(笑)

私はすぐに泣く方なので、ライリーが産まれてからある程度大きく成長していくところでウルウルきました。

※ちなみにここ辺りは、物語を展開していくために冒頭によくあるザッと流れていくシーンです(笑)

やっぱりそういうシーンて生まれた時の事とか、今に至るまでにいろいろあったとか思い出しちゃうんですよね。。。

話がそれましたが、この作品のすごくいいなって思えるのは

感情達も成長していくのが細かく描かれていることです。

様々なことを経験していく中で、感情達も話し合いケンカしてどうすれば一番良いかを必死に考えています。

「あの時は頭の中でこんなやり取りがおこなわれてるのね」

という楽しみ方もできるし、悩みの解像度をあげることができるなぁって思いました。

本作品では、主人公のライリーは11歳の女の子で心も身体も変化していきものすごく多感な時期に差し掛かっています。

思春期ってやつですね

新たに出てくる感情

「シンパイ(心配)」

が本作のキーキャラクターなのですが、

映画を観てて

「それ、分かる〜」

っていうシーンがたくさん出てきます!

人間誰しも経験あると思うし、なんなら今もそうだと思いますがまだ起きていないことに対して心配しすぎて不安になり

いろいろ対策を講じますよね。

その不安や心配が対人関係なら

どうにかしてよく思われよう。

あの人の私に対する考え方をかえなきゃ

というようになり、とっても心に余裕が無くなって視野が狭くなり、自分が良かれと思って取っま行動で大きな失敗をしてしまいます。

それを挽回ようとさらに変な行動をとり、失敗を繰り返して心が荒んで行く、、、

まさに主人公のライリーもそんな感じでした

それを観て、自分の子供がこうなったらどうしよう。と考えてすごくハラハラしたり心が痛んだり

また自分にも似たような経験があるので、辛いなぁと思いました。

こんなに感情移入させるなんてピクサーの作品はほんとすごいです。(笑)

作品ではそこでも感情達は試行錯誤して成長していくんですよ

感情達のリーダー的な存在である「ヨロコビ」も、「ライリーのためにはいい思い出が大事!いい思いでしかいらない!」

みたいな感じに思っていましたが思春期を迎えたライリーはそれだけじゃだめで、

プラスの面もマイナスの面もすべてが自分を作っている。

ということを受け入れることで自分らしさを作ることができると知ります。

ここが私がめちゃくちゃ良いと思ったポイントなんですが、

「みんな自分じゃなくて他人を変えることに一生懸命になっている間は自分を苦しめるだけ」

「変えられるのは自分だけ」

ということです。

これって、何度も聞いたことがあるしなんなら自分も子供に言ったことあります。

でも、できていないことの方が多いんですよね。

ましてや、できていないことの自覚がないばかりか自分はできていると思っている人の方が多いと思います。

ここが製作者が大人に伝えたかったことなんじゃないかなって思うぐらいでした。

そして、泣きました(笑)

この映画はあくまでも主人公は11歳のライリーですが、この子供であるライリーを通して大事なことを再確認させてくれる素晴らしい作品です。

もう一回観に行きたいなって思えるぐらいです。

子供はどのように感じたかは分かりませんが、頭の片隅にでもこの作品のことが残っていつか大切なことを心から理解できる日が来てほしいと思います。