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子どもにゲームをさせないのは毒親なのか?子供とゲームと親の関係について考える。

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ゲームをさせないのは親としてどうなのか考えることって多い方もいらっしゃると思います。。。

こんにちは!

チャイルドカウンセラーのきりんといいます。

子どもと幸せに楽しく過ごすにはどうすればよいかを日々考えて暮らしています。

今回は

『子どもとゲーム』

について書かせていただきました。

現代社会において、ネット環境はインフラ化し小学生でも携帯電話を持っている時代。

任天堂switchやプレステなど何かしらゲームのハード機が一家に一台あるのも、普通になってきています。

その他にもYouTubeやインスタグラム、、、、

とにかく自然ではなく機器の映像に触れる機会がめちゃくちゃ増えてますよね。

子育て世代の親御さん達はそんな状況について

ゲームはあまりやらせたくない
ゲームを禁止にしたい
うちの子どもはゲーム以外に興味がない
ゲーム依存になってしまわないか不安
ゲームを禁止にするのは毒親なのか?

などなど悩んでいる方もいると思います。

なので、今回はこういった悩みに対して私自身の体験談やゲーム禁止の家庭で育った方の話、社会的知見などを集約して「子供とゲーム」について考えてみました!

結論から申しますと

親と子の対等な会話が何よりも大事です。

何事でも言われることですが、子どもとゲームに関しても同じです。

ゲームを禁止にされた子どもの末路や将来起こってしまった反動など書いていますので、「子どもとゲーム」について悩んでいる方にとって少しでも参考になればと思います。

また、子どもとゲームについても記事を他にもかいていますのでよかったら覗いてみてください(^^)

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子どものゲーム依存を防ぐために禁止にする親は毒親なのか?

子どもを愛するがあまり必要以上に口出しや手出しをしすぎてしまう。

親であればだれでもそのようなことはあるのではないでしょうか?

問題をゲームに置き換えた時

ゲームに依存させたくないから
目が悪くなるから

などが理由としてあるでしょう。

ここでは毒親とはなにか、そもそもゲーム依存とは何かについて考えてみます。

 

毒親とは子どものことを考えているようで考えていない親

「毒親」というものに明確な定義はありませんが、一般的には、子どもを支配したり、傷つけたりして、子どもにとって「毒」になる親のことスーザン・フォワードの著書『毒になる親 一生苦しむ子ども』(講談社刊、玉置悟訳)が話題となり、この本をきっかけに生まれた俗語だとされています。
毒親の特徴は、主に過干渉、過度な管理、支配、価値観の押し付けなど。子どもにとってストレスとなるような言動から、ひどい虐待行為まで「毒」であると指摘される親の行動の範囲はさまざまです。

引用:ALL ABOUTO

引用より「毒親」についての明確な定義はないとのことですが、

今回の「子どもとゲーム」について考えた時、もしかしたら毒親になっているタイミングは

  • 過干渉
  • 支配
  • 価値観の押し付け

この行為をしている時ではないでしょうか?

これをゲームをしている子どもに対しての言動の例を出すと

  • 過干渉→「もうそろそろゲーム終わる時間だぞ(としつこく言う)」
  • 支配→「いうこと聞かないならゲームを捨てるよ?」
  • 価値観の押し付け→「ゲームして何の役に立つ?外で遊んで来い」

などではないでしょうか?私も心当たりがあるものもあります。(笑)

このような会話は珍しものではないかもしれませんが、一番の問題は

親は子どものためを思って言っている

ということです。

ゲームにおける毒親とは

「ゲーム=悪いもの」

という認識が強く、毒親はゲームに対する不快感を飲み込むことができずに感情論で子どもに接してしまうと言われています。

ゲームをする子どもに口出ししてしまう親の心理としては

ゲームは悪いものだという自分の考えを分かってもらいたい
ゲームを制限、禁止にするのは子どもの将来に対する自分の不安を消し去りたい

というものがあるのではないでしょうか?

そもそもですが

「ゲーム=悪いもの」

では決してありません。

ゲームから学べることもあるし、ゲームが最良のコミュニケーションツールになることもあります。

大事なのは子どもに

ゲームに対する自分の考えをしっかりと説明することです。

親自身もゲームのメリットやデメリットについても勉強して、子どもの意見も聞いてあげましょう。

もっというなれば「ゲームを禁止・制限」というのは大きな力なので、その根拠も子どもに分かりやすく説明しなければなりません。

このようなことに関する東洋経済オンラインにいい記事があるので是非とも参考にしてみてください!

 

そのようにしっかりと会話ができれば、少なくとも

「毒親」

にはならないのではないでしょうか。

 

そもそもゲーム依存とはなにか?

上では「毒親」について考えてみましたが、親が過干渉になってしまう理由の一つである

「ゲーム依存」

について考えてみたいと思います。

ゲーム依存とは2022年にWHOが正式に「ゲーム障害」という病名で依存症の分類で病気として認定されました。

定義は以下の通りです

【臨床的特徴】
●ゲームのコントロールができない。
●他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを選ぶほど、ゲームを優先。
●問題が起きているがゲームを続ける、または、より多くゲームをする。
【重症度】
ゲーム行動パターンは重症で、個人、家族、社会、教育、職業やほかの重要な機能分野において著しい障害を引き起こしている。
【期間】
上記4項目が、12ヵ月以上続く場合に診断する。しかし、4症状が存在し、しかも重症である場合には、それより短くとも診断可能。

引用:特定非営利活動法人ASK

定義を見てみると、親としてはしんどい状況が12か月以上続くとかほんとうにヤバいですね。。。

このようにならないために親が早めに手を打ちたくなる気持ちも痛いほどわかります。

しかし、そのやり方を間違い続けたら逆にゲーム依存や将来に大きな悪影響を及ぼす可能性があるので次はそのことについて考えていきます。

 

ゲームを禁止にされた子どもの末路とは?反動はある?ゲーム禁止の家庭で育つ人について考える

子どもは何かを我慢させられることが多いと思いますが、

なぜ我慢してるのか本人も理解してるものなのか

というのが非常に大きなポイントになってくると思います。

ここでは、ゲームを禁止にされた子どもが大人になった時にどのような考えを持ち、行動をとるかを私の周囲の方や様々な事例をもとに考えていきたいと思います。

 

禁止にされれば大きな反動があるは可能性ある

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、アメリカで放映された、ローマ皇帝カリグラを題材にした映画『カリギュラ』に由来した心理効果です。

当時、過激なシーンに対する見解が厳しかったボストンでは、残虐なシーンや性的なシーンが多い『カリギュラ』を放映禁止の映画としました。

それに反発した市民は、ボストン近郊の映画館まで『カリギュラ』を鑑賞するために足を伸ばし、話題が話題を呼んだ結果、のちに『カリギュラ』は大ヒット作品となりました。

このように、人はある事柄について「禁止」や「限定」をされると、かえってその事柄に関心を示し、実行したくなる傾向にあります。

その心理効果を、映画『カリギュラ』にちなんで、カリギュラ効果と呼びます。

引用:一般社団法人 日本経営心理士協会

私を含めて多くの人が親や先生などの他人から何かを制限、我慢させられた経験はあると思いますが、それを逆にしたくなったことはないでしょうか?

私も親から怒られた日に

「今日はゲームがやってはいけない!」

と言われた時には逆にしたくなったことが何度もありますし、こっそりやっていたこともありました(笑)

このように人間は何かを我慢、抑圧されるとかえってしたくなってしまうことがありますが、この時にこの「やりたい衝動」に拍車をかけてしまうのが

なぜそれをしてはいけないのか、ということの説明をされていない時です。

ゲームはしてはいけない!

もうゲームはやめなさい!

という言葉だけで我慢させていては、

子どもは逆にやりたい気持ちが大きくなり、親の蓋が無くなった時にゲーム三昧になりひどい時には学業や仕事に影響が出てしまう。

という可能性も出てきてしまいます。

そうならないためには、先ほども書きましたが

「なぜそれをしてはいけないのか」といった禁止する理由をきちんと説明してあげることです!

大切なことは親子の会話であり、可能な限り子どもに納得や理解をしてもらうことです。

また少し話は逸れますが、実業家のひろゆき氏の著書『僕が親ならこう育てるね』にもゲームはとことんまでやらせた方が逆に子どもはゲームをしなくなる。

という話も出てきます。

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子育て本として非常に参考になる本なので興味がある方はぜひとも読んでみてください(^^)

 

ゲーム禁止の家庭で育つ人の末路とは?

幼少期にゲーム禁止の家庭で育った人の末路を紹介します。

末路と言うともう人生が終わってしまったみたいなニュアンスになりますが、そこまでひどいものではありません(笑)

ゲーム禁止がもたらす可能性
  • 大人になってからゲーム三昧になる
  • 価値観を制限されたことにより、コミュニケーションに難が出てくる
  • 幼少期の我慢を発散することが優先になり、仕事や学業に影響が出てくる

などなど、があると言われています。

ここで実際に私の知り合いの体験談を紹介させていただきます。

その方は小学生の頃からゲームは禁止されており、親からもゲームは悪いものだと教えられていました。嘘みたいな話ですが、目の前でゲームを壊されてしまったこともあったみたいです。(笑)

友達がゲームの話をしているときには、会話に入りにくそうにしているのと羨ましそうにしていたり、、、

コミュニケーション能力はあったので孤立するということはなかったのですが、ゲームに関しては避けるようにしていました。しかし、大学で一人暮らしを始めてから、友達とゲームをするようになります。

そこから、今までできなかったゲームができるようになったので、徹夜でゲームをしまくって単位を落とすなど大学生活に影響が出て、卒業や就職活動も遅れて2年留年していました。

留年の原因が100%ゲームにあるかはわかりませんが、幼少期に抑圧されたものが一気にあふれ出たと思うと本人も語っていました。

大人になってからゲーム三昧になることは決して悪いことだとは思いませんが、

そのことが原因で他者との関りを遮断したり、勉強や仕事などやらなければいけないことを後回しにしてしまってはその人の人生に悪影響がでるのはその人にとって大きな不利益です。

このことから考えられることは、

しっかりした理由もなく、または説明もなく子どもにゲームを制限させる親は将来の子どもに大きな不利益を与える可能性があるのです。

やはり親は子どもが一人で生きていける強さを教えてあげることが大切です。

  • ゲームをすることでコミュニケーション能力を付けれる
  • 難しいゲームを自分でクリアする忍耐力や目標達成の嬉しさを学べる
  • 親と子で一緒に協力したり楽しんだりすることができる

などなど、有益な面もたくさんあるし学べることも多くあります。

子どもはゲームを通してそのことを知ることだってできるのです。

 

子どもがゲーム以外に興味がないは本当か?

ゲームやテレビ、YouTubeが大好きな子どもに対して

「それ以外に興味がないのか?」

と思ってしまうことがあります(笑)

うちでもそのことについては夫婦でよく話し合うことがあります。

ここではそのことについて現代の価値観や子どもの成長と合わせて考えてみました。

 

時代が変われば価値観も環境も大きく変わる

冒頭でも書かせていただきましたが、現代社会においてネットやゲームは生活にあって当然なものになっています。

そして今を生きる子ども達はその生活が当たり前の中で生きているので、そうでなかった大人たちとは価値観がまるで違うのです。

そのことから、友人や親との話題もゲームやYouTubeの話題が多くなることは当然と言えば当然なのかもしれません(笑)

また、子どもからしたらしっかりゲーム以外にも興味を持っているし、ゲームにしか興味がなくてもいいと思います。

例えば、野球やサッカーにしか興味がない子どものことは応援できるけど、ゲームにしか興味がない子どもは応援できない。

と言うことはあるかもしれませんが、これも親の価値観で「ゲームは良くないもの」と決めつけているだけだと思います。

子どもがゲームのことばかり話したがっているということは、

ゲーム依存になっているのではなく、自分が大好きなものを親に聞いてほしい!

という行動の現れです。

親にとってはよくわからないものだとしても、分かる努力をして子どもの話に全力で耳を傾けてあげましょう!

 

まとめ

この記事のまとめ
  • 毒親とは自分の価値観を説明なく押し付ける親
  • 子どもは我慢しすぎすると反動がある
  • 価値観は変わる
  • 親は子どものことを理解する努力が必要

子どもとゲームについて書かせていただきました。

もちろんゲームはやり方を間違えれば身体的、精神的に悪影響が出てしまうこともがあるかもしれません。

しかし、それはゲームに限ったことではないと思います。

この記事で何度も書かせていただきましたが、大切なことは子どもにしっかりと説明をして子どもの話を聞くことです。

そのような姿勢を持っていれば、ゲームに限らずどんな問題がきても一緒に乗り越えていけるのではないでしょうか?

このブログを読んでくれたにとって参考になってくれればうれしく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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ABOUT ME
きりん
息子1人、娘1人の親をしています。子供と一緒に過ごすことが大好きで、一人でも多くの子どもが幸せになれればという思いからブログで子育てや子供との過ごし方について発信しています。現在はチャイルドカウンセラーの資格を取得していますが、今後も勉強を続けて子供や親にとって良い発信を続けていきたいと考えています。